偽装の夫婦8話を再考
やっと8話を見直した。
もともと気力の萎えていた今週、辛すぎて体力も気力も消耗するとわかっている8話を見るのはなかなか難しかったのです。やっぱり疲れたわ。
やっぱり7、8話は最高だと思う。ここが真のクライマックスで、あとの2話は冗長な付け足し、みたいにならないといいなあ。
どうして8話がこんなに心をうつのか、ちょっと考えてみよう。
・超冶ママがヒロさんのために怒ってくれたし、謝ってくれた。超冶ママの嘘がすべての始まりだったのだから、それを認識してくれてやや救われた。
・ヒロさんの寝起き泣き腫らし顔が真に迫っていた。あまみさんすごい。本当になきながら寝た翌朝ってあんな目だもの。それでも美しいという謎。
・喫茶店で横に座ったにぎやかなマダム達。「ヒロインが身を引くところが~」「♪自分を失わないために~♪」というセリフはヒロさんのことを暗示しているよう。
・再び殻に閉じこもった後でも、天ちゃんの前だと普通に話せるヒロさん。この2人の子供のときのままの関係性が愛おしい。「天ちゃんだって帰れないくせに」の言い方かわいすぎでしょ、こりゃ惚れるわよ天ちゃんじゃなくても。
・本当の意味で自分の殻を破ることができたのは、超冶ではなく叔母さんといとこのおかげだった。
・おそらく引き取られて以来、郷田家の前では泣かなかったヒロさんは、子どものような泣き方だった。7話の最後とも違う、母の腕のなかで安心して手放しで泣ける子どもの泣き方。ヒロさん、安心して感情を出せる場所をやっとみつけたのね。それにしてもあまみさんすごい。
・1話で超冶が言ったセリフをそのまま返すヒロさん。見続けてきたファンへの贈り物。
・超冶がヒロさんにしたことを反省している。これで反省しなかったら本当にただのダメな人になってしまうから、ここでコメディ感はあるものの、自分の行いを顧みてくれてよかった。
・再会したときの2人は服装が近づいている。超冶は今まで体にぴっちりフィットするカラフルな服で重ね着も多かった。ヒロさんは、常に白ブラウスと黒ガウチョで、小物も黒とグレーだった。1年後、超冶の服は色合いが落ち着き、以前よりも彩度が低くなり、ぴちぴちサイズではなくなっている。顔つきもやや精悍に。ヒロさんは色合い自体は変わらないものの、小物の素材や全体の雰囲気がかなり柔らかくなっている。これは2人の心が近づくことを暗示しているのか。
こんなところかしら。
あえて難点を言うなら、八重ちゃんと天ちゃん、ヒロさんの両親の死の真相をおばさんが止めるにも関わらず言ってしまったの、やっぱりよくなかったんじゃないかとは思うけれど。おばさんが火事から助けてくれた、だけでよくないか。真実が残酷すぎてヒロさん以上にショックを受けている私。でもそのショックを上回るほど、ショックを与えないでいてくれた3人のヒロさんへの愛の方に、ヒロさんは感動したのかしら。だとしたらいいのだけれど…。
あとやっぱりヒロさんがふっきれすぎてついていけない感は大きい。さみしい。
そういえば、セリフ予想は割とイイ線いってたと思う。
まさかの漢字ひらがな混じりだったけれど。笑
「愛することを教える」という点は合っておりました。笑
ところで、8話放送後からのアクセス数がものすごいことになっていてびっくり。今までの10倍って。笑
「え?え?なにこの終わり方!うそでしょ!?どうしよう!ヒロさんどうなるの!?え、もう無理まてない!!最終回どうなるのよおおおおお!!!」
と思い矢も楯もたまらず「偽装の夫婦 最終回」と検索した方が非常に多かったようで、最終回予想のページにアクセスが集中しておりました。ご期待に添えるようなこと書いてないんですけどね…;
もし読んでくださるあまみさんファンの方いらっしゃいましたら、ぜひコメントくださいませ!